地域活性化は無駄 1

まあ、表題で終わりだが。
少し続ける。

岡山のさびれた商店街で古本屋をしている。
近場に大学が何校かあるので、
つい卒論で「地域活性化をする方法」
とかを思いつく学生が、
年に一人くらい、まあいる。

で、店までやってきて、
補助金のあり方がどうのこうのとか、
駐車場・駐輪場の整備とか、
役に立たない結論を記したレジュメを見せられた上で、
答えさせられるのは極めて面倒くさい。

この辺りを知りたいなら、社会起業家、まちづくり専門家の
木下斉氏の著作でも読めばよかろうものを。

普段使いもしない商店街を
魅力的に整備したいと考える学生という存在がわからない。
いや、だって普通イオンに行ってるでしょ。
そこで、買い物やデートが完結するのなら、
それでよいではないか。